睡眠健康指導士の概要と活躍の場

健康的な生活を送るためには良い睡眠は欠かすことができません。その睡眠についての専門的な資格となるのが睡眠健康指導士です。
人生の3分の1の時間は睡眠に費やされるほど、睡眠は生きていく中で誰もが必要不可欠です。その睡眠について専門的な知識を学べるのが睡眠健康指導士の特徴です。

睡眠健康指導士の概要と活躍の場について

睡眠健康指導士は日本睡眠教育機構にて提供されている資格の1つです。正しい睡眠の知識を人々に伝えることを目的としており、そのための人材を育成するのがこの資格の目的です。
睡眠健康指導士の資格は様々な職業の人々が取得しているのですが、医療機関など人に接する機会の多い職業が目立ちます。
また、介護職や教育機関関係者なども取得しているケースが多く、幅広い人々からの需要があります。特に直接的に関わりがあるのが寝具の販売をしている人です。寝具販売において正しい睡眠の知識を得ることは大きなメリットです。
教職員や医療機関関係者なども人に接することが多いので、得ておいて無駄になることはありません。
また、睡眠健康指導士の資格を利用してセミナーなどを行う人もいます。様々なケースで役立つ知識を身につけられることから、学生や主婦の人が取得することも増えているのです。

睡眠健康指導士の資格は初級と上級の2つに別れています。
初級の場合は6時間相当の学習プログラムを1日で行う形で、講座修了後に認定試験を受け、合格できれば認定書を発行してもらえます。
睡眠に関する基本的な知識を習得するのがメインとなり、認定試験では8割以上の正答率で合格できる形です。
上級についても基本的には初級と同じで、認定講座を修了しなくてはいけません。
認定講座は18時間相当のものを3日間かけて行い、最終的に認定試験に合格できれば晴れて取得できます。
ただし、睡眠健康指導士の資格は初級でも上級でも認定期間が定められているので注意してください。
日々、医学は更新されていくものですので、一度取得をしても知識を新たに得ていくことが重要です。
そのため3年間という認定期間が設けられており、資格を更新するのに初級であれば3時間以上の講義を受けなくてはいけません。
上級では10時間以上の講義を受ける必要があるので、この点は忘れないようにしてください。

睡眠健康指導士の資格は様々な分野で役立てることができます。特に医療機関関係者や介護職、教職員などの方々に高い人気を誇っているのが特徴です。
資格そのものの難易度は高くありませんが、通信講座ではなく通学での受講になりますので、その辺りを踏まえて検討してみましょう。


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