新しい介護の分野の1つとして注目されているのが音楽です。この介護と音楽を利用した資格が音楽健康指導士になります。
まだまだ知名度の低い資格ではありますが、介護業界では人材の不足が叫ばれていますので需要が高まりつつある資格でもあります。
音楽健康指導士の概要と仕事内容について
音楽健康指導士の資格を提供しているのは日本音楽健康協会です。うたと音楽で健康寿命を伸ばすことを目的としており、カラオケで有名な第一興商が発起人となって作られた団体です。
音楽健康指導士は介護福祉施設や健康増進施設などで現場のスタッフと連携を取りながら音楽健康セッションを行うのを目的とします。
働く場所としては公民館や高年齢者センター、市民センター、地域の集会所などがメインです。この場所でカラオケなどしながら、健康に生きることを目的として楽しむ場を提供することになります。
まだ認定されてから間もなく、認知度の低い資格でもありますので、音楽健康指導士とともに別の資格を取得しておくと、介護の現場で役立ちます。
また、イベントを開く仕事をしている人にもお勧めの資格の1つです。
音楽健康指導士の資格ですが、現時点では準2級と2級の2つが認定されています。
準2級では基礎的な知識の習得を目指し、音楽健康セッションのアシスタントを務めることがメインです。2級になれば音楽健康セッションを実践指導することができます。
音楽健康指導士の資格取得ですが、基本的には通信講座を利用してください。
テキストとDVDによって在宅で学習を進めていき、最終的には検定試験を受けて合否が判断されます。
この検定試験ですが準2級の場合は在宅で受けることができます。2級の場合ですと在宅での受講が終わった段階で23時間の集合講座を受けなくてはいけません。講座修了後に検定試験が行われ、合格できれば2級を取得できます。
ちなみに準2級の認定を受けたあとに2級へのステップアップをすることも可能です。この場合ですと在宅での受講は必要なく、23時間の集合講座からスタートすることになります。
費用としては準2級も2級も在宅講座を受ける分に関しては同じ価格です。ただし、2級では必須の集合講座の分は別途必要ですので注意してください。
受験資格などは特にありませんが、受講期間は準2級で教材到着から最大6ヶ月、2級で12ヶ月と厳密に決まっています。
音楽健康指導士の資格は介護の資格でも比較的に新しいものです。知名度は高くありませんが、資格を認定しているのが大きな企業だけに今後の需要が期待されています。興味のある方は挑戦してみましょう!
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