習慣的に健康づくりのための運動を行う人も増えてきています。この運動を行うための資格として代表的なのが健康運動指導士です。
幅広い分野で活躍できるだけではなく、今後はさらに社会的な需要が高まると予想される有望な資格でもあります。
健康運動指導士の試験概要と合格率
健康運動指導士は健康・体力づくり事業財団が認定する資格です。
この資格を取得するには健康運動指導士の認定試験に合格しなくてはいけないのですが、まずは受験資格を満たさなければなりません。
受験資格を満たすには2通りの方法があり、1つは健康運動指導士養成講習会を受講すること、もう1つは健康運動指導士養成学校で行われる教程を修了することです。
健康運動指導士養成講習会の受講資格も複数あり、必要となる科目が異なっています。
受講資格の中でも代表的なものをいくつかあげておきますと、保健師または管理栄養士の資格所有者であること、体育系4年制大学を卒業もしくは卒業見込みであることなどです。
また、健康運動指導士の認定協会が発行する健康運動実践指導者の資格を取得しているケースでも大丈夫です。
養成学校については指定されている大学、短大、専門学校があります。日本全国に点在しており、必要な学部で講義を受ければ問題ありません。
では、健康運動指導士の認定試験での合格率はどのくらいでしょうか。
健康運動指導士の資格は先述したように養成講習会を受講するか、認定校での講義を修了するかしかありません。
特に養成講習会では受講資格によって必要単位数が異なっており、この単位数のコースごとに認定試験が実施されているのです。つまり、認定試験も1つではありませんのでコースごとに合格率が異なっていると考えてください。
合格率が高いコースでは90%以上の合格率がありますが、低いコースですと50%を割ることも珍しくありません。全体を平均的に見ると、およそ60%程度の合格率となっているのが現状です。
基本的に健康運動指導士の認定試験は出題範囲が広く、広範囲にわたって勉強をしなくてはいけないので、難易度は高めだといえます。
資格全体の中で見れば中の上程度の難易度だと言えるのですが、その分資格そのものの信用度も高くなるのです。
医学や運動生理学などの専門知識が問われる試験ですので、コツコツと勉強することが重要です。
健康運動指導士の資格を取得するには受験資格を満たす必要があります。受験資格は認定協会が認める学校で講義を受けるか、養成講習会に参加して教程を修了するかしなくてはいけません。
認定試験の合格率については全体的に見れば60%程度ですが、難易度は中の上程度の難易度があるのでしっかりと事前勉強をしてください。
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